⚠︎ 金属アレルギーには個人差があります。体調によってもかゆみ、かぶれを生じる場合があります。

皮膚に異常を感じた時はご使用をお止めいただき専門医にご相談ください。

❙ VILCRES®のアクセサリーについて

VILCRES®のアクセサリーはニッケル金属アレルギーに対応しております。
金属アレルギーの中で最も多いのがニッケルを原因とするアレルギーです。

VILCRES®ではアレルギーを起こしにくい素材(サージカルステンレスorスターリングシルバー925)を使用し、本金メッキをした物を使用しています。
⚠︎イヤリング金具の素材は真鍮(銅+亜鉛)を使用しております。

⧉ ニッケルメッキとは
アレルギーが多いとされるニッケルですが、耐食性があり、硬度も高く優れた性能が多いため、日用品に多く使用されています。ニッケルメッキを下地に入れることによって光沢が増し、表面メッキの定着がよくなるため、剥がれにくく丈夫なメッキを施せます。
しかし表面に細かな傷ができるとそこからニッケルに触れてしまい、アレルギー症状が出てしまう可能性があります。
なので素材にサージカルステンレスやシルバー925を使用していても、下地にニッケルメッキをしている場合がほとんどなのでアレルギー対応とはなりません。(ニッケルメッキは丈夫なので剥がれることがあまりなく、下地まで把握できているショップは少ないです。)

VILCRES®のアクセサリーは下地にニッケルメッキをしておりません。(ニッケルフリーメッキ)
お客様に安心してお使いいただけるように、工場で特別に製造をお願いしています。

ニッケルフリーメッキのメリットはニッケルアレルギー対応ですが、デメリットもございます。
素材に直接表面メッキをすることが難しく、剥がれるリスクが高いです。
メッキ剥がれや傷、変色を予防するためにも日々のお手入れと保管方法が重要になります。

⧉ 金メッキとは
K18GPのGPは金メッキ(Gold Plated)を表します。K18GPと書いてあっても「K18の色合いのメッキ(18金カラーメッキ)」というものが数多く存在します。
メッキ層は0.5ミクロンほどですが、そのメッキ層でも本金を使用せず価格を抑えているということです。
日用品も直射日光で色褪せたり、変色するのと同じで「K18の色合いのメッキ(18金カラーメッキ)」の場合は本金メッキと比べると変色しやすいです。

⧉ ヴェルメイユとは
金メッキ(Gold Plated)の中にはヴェルメイユという加工方法があります。
☑︎ K10以上(VILCRES®ではK18を使用)
☑︎ 厚さ2.5ミクロン以上
☑︎ 地金はスターリングシルバー925
アメリカ貴金属業界規格で定められた高品質なジュエリーのことです。
一般的な金メッキよりも金の層が厚く、見た目は純金のような美しさがあります。

▻ 金メッキとの違い

一般的な金メッキ(約0.5ミクロン)に比べてヴェルメイユは2.5ミクロン以上と約5倍の厚さがあり、色持ちや耐久性が高いのが特徴です。

▻ ゴールドフィルドとの違い

ヴェルメイユ(スターリングシルバーのみを使用)とは異なり、ゴールドフィルドの地金はスターリングシルバーではなく、主に真鍮や銅が使われています。そのためヴェルメイユは高品質で低アレルギー性であり、より高級感のある仕上がりになっています。
また、市場でよく見かけるゴールドフィルドは14kgf(金58.3%)が多いですが、VILCRES®では18K(金75%)のヴェルメイユを使用。そのため、より純度が高く、変色しにくいのが特長です。

長期間きれいな状態を保ちやすく、金の純度が高いことでアレルギー反応も起こしにくいため、肌が敏感な方にも安心してお使いいただけます⟡⁺

▻ ハイジュエリーにも使われる贅沢な加工

カルティエやボッテガヴェネタなどのハイブランドのジュエリーにも採用されており、その美しさと耐久性の高さが評価されています。


ヴェルメイユは美しさと耐久性を兼ね備えた上質なジュエリーを楽しみたい方にぴったりです⟡⁺

⧉ ゴールドフィルドとは
ゴールドフィルド(金張り)は、高熱と圧力を使って地金に金の層を密着させたものです。
☑︎ 金の重量が素材を含む総重量の1/20以上
☑︎ 厚さ2.0ミクロン以上
☑︎ 地金は主に銅や真鍮
一定の割合の金が使用されていることが保証されていて、圧着していることから、品質と耐久性に優れています。

⧉ 純金(24K)の特長

純金は酸やアルカリに強く、酸化や劣化しない金属です。しかし、とても柔らかく傷つきやすいのが欠点です。そのため、ジュエリーには他の金属を混ぜて硬度を上げた「合金の金(K18やK14など)」がよく使われています。

カラット(K)の数が高いほど純金の割合が多くなり、価値が高く、変色しにくく、アレルギーを起こしにくいと言われています。ただし、純金に近づくほど柔らかくなるため、傷つきやすいです。


▻ 18K(75%純金)高級ジュエリーの定番⟡⁺
色味が濃く、耐久性と上品さのバランスが良い。婚約指輪や高級腕時計によく使われています。

▻ 14K(58.3%純金)丈夫で日常使いにピッタリ。
18Kより耐久性があり、やや淡い金色。価格も手頃で人気です。

▻ 10K(41.7%純金)最も硬く、耐久性◎
ただし純金の割合が少ないため、変色しやすく価値は低めです。


・カラット数が高いほど、価値が高く変色しにくいが柔らかい

・カラット数が低いほど、耐久性があり傷つきにくいが変色しやすい

・ジュエリーには18Kや14Kがバランス◎

⧉ カラー表記について
シルバー色:ロジウムメッキ(一部サージカルステンレスそのまま)※各商品ページでご確認ください。
ロジウムは耐食性があり、硬度も高く変色しにくいです。光沢もある明るい輝きのシルバー色となっています。プラチナ仕上げとも言われています。
ステンレスそのままの色合いは、暗いシルバー色なのでロジウムメッキの方が美しい輝きです◡̈♡
⚠︎サージカルステンレスそのままのピアスは、アレルギーを引き起こす可能性があるため、全商品ロジウムメッキをしています。

ゴールド色:本金メッキ
本金メッキをすることで変色しにくく、本金の輝きをお楽しみいただけます。
⚠︎商品によってK24GP・K18GP・K14GPなど、本金の割合が異なるものがございます。※各商品ページでご確認ください。

ピンクゴールド色:本金+銅の合金メッキ
本金に銅を混ぜて肌馴染みの良いピンクゴールド色に仕上げています。

最初にも書いた通り、金属アレルギーには個人差があります。ニッケルを原因とする人や金や銀、プラチナ、銅など他の金属にアレルギーがある人もいます。
皮膚に異常を感じた時はご使用をお止めいただき専門医にご相談ください。

❙ 日々のお手入れと保管方法について

アクセサリーのつけっぱなしはおすすめしません。劣化を早め、メッキが剥がれる恐れがあります。
使用時間が長いと摩耗でメッキは徐々に薄くなり、素材の金属が皮脂や汗にわずかに含まれる硫黄に反応し硫化することで黒くなります。
これにより変色やメッキが剥がれてしまいます。
また、ハンドクリームやヘアスプレー等もアクセサリーを汚してしまう原因になります。
お出かけの際には、先にメイクやヘアアレンジをすませてから、最後にアクセサリーを身につけるのがおすすめです。

そしてアクセサリーは基本的に水に弱いです。お風呂に入る時、家事をする時など汚れや傷がつきそうな場面では外しましょう。
濡れてしまった場合はそのままにせず、優しく水分を拭き取りましょう。
温泉やプールは素材が何であろうと、メッキありなしに関わらず絶対に外すようにしてください。

アクセサリー全般に使えるお手入れと保管方法ですので、この機会に取り入れていただくと輝きが長持ちします♡

1.柔らかい布で拭く
着用後はマイクロファイバーやメガネ拭きなどの綺麗な柔らかい布で優しく汚れを落とす。
見えない皮脂や汗の成分がたっぷり付着しているので、綺麗にしてあげましょう。
強く擦ったり、研磨剤の入ったシルバー用の布で拭くとメッキ剥がれや傷がつく恐れがあります。
市販のティッシュペーパーもお控えいただくとさらに良いです!ティッシュはマイクロファイバーなどの柔らかい布と比べると繊維が粗いので、傷がつく恐れがあります。

2.水や湿気から守る
アクセサリーは水や湿気に弱いです。柔らかい布で拭いた後は、密閉された袋やジュエリーボックスなどに入れて、湿気の少ない場所に保管しましょう。
金属同士や天然石など複数のものが接触し続けると傷がつくので、ネックレス・ピアスなど個別に入れるようにしてください。

この2点です。とっても簡単◡̈♡
⚠︎天然石や天然パールは種類によって硬さや耐水性も異なりますので、優しく取り扱ってください。

     ⳹ VILCRES®からのプレゼント ⳼

いつまでも美しくお使いいただきたい⟡⁺

そんな想いを込めて、VILCRES®ではアクセサリーをご購入いただいた方全員に、お手入れ用のマイクロファイバークロスと保存用の密閉袋プレゼントしています。

密閉袋は、ご購入いただいたアクセサリーの数に応じて同封いたします。

届いたその日から、大切なアクセサリーを優しくお手入れしながら、長くご愛用ください。

❙ サージカルステンレスについて

最近SNSでよく見かけるこの言葉
「サージカルステンレス使用サビない変色しない!金属アレルギー対応!つけっぱなしOK!」
VILCRES®ではこのような表現はいたしません。
サージカルステンレスで金属アレルギーが起こる可能性があります。

確かに「医療用にも使われていてアレルギーが起こりにくい」と言われています。
ですがサージカルステンレスの成分にはアレルギーの原因で多いニッケルやクロムが含まれています。
そしてサビやすい鉄が主な成分です。
ではなぜサージカルステンレスが「サビない変色しない!金属アレルギー対応!つけっぱなしOK!」と言われるのでしょうか。
それは不動態皮膜があるからです。

⧉ 不動態皮膜とは
ステンレスの不動態皮膜とは、成分であるクロムと大気中の酸素が結合することよってできる薄い膜(1nm)のことで、サビからの保護作用があります。
クロムは鉄よりも酸素に結び付きやすい特性から、鉄が酸化する(サビる)よりも先にクロムが酸化し、不動態皮膜となって表面を覆います。
傷がついてもすぐに再生するこの皮膜のおかげで、サビの発生や金属イオンの溶け出し(アレルギー)を防ぎます。
表面に不動態皮膜が自然に形成されることにより、サージカルステンレスはニッケルが含まれていたとしても「サビない変色しない!金属アレルギー対応!つけっぱなしOK!」と言われているのだと思います。
(不動態皮膜の説明をしているショップも増えてきました。)

⧉ 不動態皮膜の弱点は?
優れた不動態皮膜ですが、弱点もあります。
この弱点について把握できているショップは少ないです。

・塩素に弱い
塩素を付着したままにすると薄い不動態皮膜は局所的に破壊されます。
すぐに再生しようとしますが、塩素が付着したままだと再生できずにそこからサビが始まったり、ニッケルが溶け出します。
塩素は何に含まれているか知っていますか?
水道水・汗・消毒液・温泉・プール・海水など
塩素は身近なものに含まれています。

・もらいサビの影響を受けやすい

自らのサビは発生させないよう不動態皮膜で覆うのですが、サビが付着するとサビを誘発してしまい一緒にサビます。
金属と金属が長期間にわたって接触し続けることでもサビの発生につながります。

では弱点を理解した上で、サージカルステンレスでアレルギーを起こさないためには、どのようにしたらよいのでしょうか。

⧉ アレルギーを起こさないために
まず不動態皮膜は酸素がないと結合できません。

ネックレスやブレスレット、バングル、リングなど
肌に身につけるアクセサリーであり、酸素にも触れています。
不動態皮膜が破壊されたとしても、すぐにステンレス中のクロムが酸素と結合し不動態皮膜ができます。
しかし不動態皮膜が破壊されて、酸素と結合できない時(運動をする時、お風呂に入る時、家事をする時)など汚れや傷がつきそうな場面では外しましょう。
濡れてしまった場合はそのままにせず、優しく水分を拭き取りましょう。

ピアス
ポスト部分が体内に入っているので、酸素に触れることはありません。ピアスをつけている時は皮脂や汗により、不動態皮膜が破壊されている可能性が高いです。
酸素と結合できず金属イオン(ニッケル)が溶け出し、アレルギーを引き起こすこともあります。
ネックレスなどと比べると、ピアスはアレルギーが出る可能性が高いと思っていただくのが良いかもしれません。
⚠︎金属アレルギーには個人差があります。必ずしもサージカルステンレスでアレルギーが出るというわけではありません。

「シルバー色のピアスがしたい!」というお客様のために、VILCRES®ではロジウムメッキをご用意しております◡̈♡

⧉ まとめ
サージカルステンレスそのままのアクセサリーは
つけっぱなしNG
つけっぱなしにすることでサビたり変色する
金属アレルギーを引き起こす可能性がある
予防するためには水や汗に気をつける
濡れたり汚れたりしたらすぐに拭き取る
金属同士は接触し続けさせない
密閉された袋やジュエリーボックスなどで個別に保管
このことを覚えておいていただきたいです。